英語を勉強しながらFF9プレイ日誌10: Let's get this over with
※青い文章はそれぞれ英語版、日本語版のFF9から、
そのまま文章を持ってきています。
そのため、英文に対する日本語訳ではありません。
舞台からはけている合間に、
ジタンとブランクは城の内部へと侵入していきます。
ブランク達は城の衛兵を気絶させて、
鎧を奪い、変装しました。
Blank:
Hehehe. They're sleeping so soundly!
クックック、気持ち良さそうにおネンネしていらっしゃる!
soundlyは「徹底的に、しっかりと」という意味で、
sleep soundlyで「ぐっすり眠る」という意味です。
このsoundlyという単語、一見「sound(音)」の副詞形かと思いきや、
音とは関係ない意味しかありません。
実はsoundという単語には「音」とは別に、
「正常な、堅実な、安全な」といった意味があります。
そもそも「音」のsoundとは語源が違うようなので、
たまたま同じ綴り同じ発音になってしまっているという事なのでしょう。
Blank:
Let's get this over with before the finale, okay?
芝居が終わらないうちにさっさと仕事を済ませようぜ!!
get~over withで「~(仕事など)を片付ける」という口語的表現です。
面倒だけどやらなきゃいけないから、さっさとやってしまおう。ってニュアンスです。
withの後には目的語がつきません。
今回の台詞でもLet's get this over withまでで意味としては一度完結してます。
また、withが無かったとしても同じ意味になります。
withが付く付かないでニュアンスの違いがあるのでしょうか?
get overといえば、「乗り越える」という意味でも使われますが、
この場合、目的語はoverの後に来るようです。
少し前に、Getting Over Itというゲームが流行りましたが、
アレは「乗り越える」の方の意味ですね。
その後、城内部を進んでいくと、
フードを被った女の子に出会います。
それが、ガーネット姫だと気付いたジタンは足止めしようとしますが、
ガーネットは先を急いでこう言います。
Hooded Girl:
Then, I shall take my leave of you.
でしたら、失礼いたします!
take one's leave (of)という言い方は形式ばった言い方で、
「おいとまする、失敬する」といった感じの表現です。
ガーネットはおそらく今後も堅苦しい表現が多くなるでしょうね。