学習記録

モチベーション維持の為、英語学習の記録として使っていきます。なお僕の英語力はポンコツなので、書いてあることは眉唾物だと思ってください。

英語を勉強しながらFF9プレイ日誌9: I Want to Be Your Canary part2

※青い文章はそれぞれ英語版、日本語版のFF9から、

 そのまま文章を持ってきています。

 そのため、英文に対する日本語訳ではありません。

 

 

 

 演劇の続きです。

 

 

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Blank:

We shall back thee, kinsman!

助太刀に来たぞ、相棒!

 

Marcus:

Pray, sheathe thy swords!

This villain is mine alone!

手出しをするでない!!

 

Cinna:

Nay, kinsman!

For I, too, have lost a brother to this fiend!

そうはいかぬ!

俺もレア王には兄弟を殺されているのだ!!

 

King Leo:

What ho?

Out, vermin! Away!

Thou darest bare thy sword before the king!?

All who stand in my way will be crush'd!

ええい、下がれ下がれ、無礼者!

わが野望の行く手を塞ぐ奴は誰とて容赦はせぬぞ!

余に刃向かうやつは、この闇夜の露と消してくれるわ!!

 

Zidane:

Treacherous Leo, my kinsman's suffering

shall not be in vain!

For I shall instruct thee in his incomparable pain!

レア王よ、我が友の心の痛みを受けてみよ!

我が友の心の悲しみを受けてみよ!

 

 

 

 

ということで、また一文ずつ見ていきます。

 

 

 

We shall back thee, kinsman!

我々も助太刀するぞ、同士よ!

 

backは「後ろ」を意味する言葉ですが、

ここではback youと、他動詞として使っており、

(あなたを)「後援、援助する」という意味で使っています。

 

kinsmanは「血族の男、同族の人」という意味です。

kinやbloodkinなどもゲームではよく聞きますね。

どちらも血縁、親族を指す言葉です。

 

シャドウバースというカードゲームでは、

ヴァンピィちゃんがコウモリのことを「眷属ぅ~」なんていう風に

釘宮ボイスで呼んだりしていましたが、

英語版ではbloodkinと言っていました。

www.youtube.com

ちなみに日本名はヴァンピィですが、英名はVaniaですね。

 

 

 

Pray, sheathe thy swords!

頼む、剣を納めてくれ!

 

prayは「祈る」という意味の動詞ですが、

ここでは副詞として、「頼むから、お願いだから」という意味で使っています。

これも古い表現ですね。「願わくは」みたいな感じでしょうか。

 

sheathe[ʃíːð]は「鞘に納める、覆う」という意味の動詞です。

鞘自体はsheath[ʃíːθ]というのでチョット紛らわしいです。

 

 

 

 

This villain is mine alone!

この悪党は俺だけのものだ!⇒ こいつは俺だけでやらせてくれ!

 

villainは悪党という意味です。

物語の主人公(hero)と対比して、悪役を指すときにも使われ、

アメコミやディズニーアニメ好きには馴染みのある単語ですね。

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Nay, kinsman!

否、同士よ!

For I, too, have lost a brother to this fiend!

俺にとっても、この悪魔は兄弟の仇だ!

 

Nayは古い否定の言葉です。つまり、Noですね。

 

fiendは悪魔という意味で、悪魔のような人も差します。

 

また、そこから派生して、

何かに狂ったように没頭する人や、その道の達人を指すこともあります。

日本語でも「あの人は~の鬼だ」みたいな言い方しますね。

a drug fiend 麻薬常習者

a film fiend 映画狂

He's a fiend at tennis. 彼はテニスがものすごく上手だ

という感じです。

 

 

 

What ho? Out, vermin! Away!

やあやあ。のけ、クズどもが!失せろ!

Thou darest bare thy sword before the king!?

よくもこの王の前で剣を抜けたものだな!

All who stand in my way will be crush'd!

我が道に立ちふさがるものは全て打ち砕いてくれるわ!

 

What hoは「やぁ」といった感じで挨拶や、相手の注意を引く時に

使う、古風でくだけた表現です。

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verminは「害虫、害獣」という意味です。

人間に対して使っている時は、「社会の害獣、人間のクズ」ということです。

 

darestも古い言葉で、dareの二人称単数現在形です。

 

ここでもcrush'dと、過去分詞を「'd」で表現しています。

これはやはり昔の過去分詞の書き方と考えて良いと思います。

 

 

 

 Treacherous Leo, my kinsman's suffering

shall not be in vain!

裏切りもののレア王よ、我が同胞たちの苦しみは無に帰することはない!

For I shall instruct thee in his incomparable pain!

何故なら、私が彼らの比類なき痛みを貴様に思い知らせてやるからだ!

 

vainは、「中身がない、虚栄心が強い、うぬぼれが強い」という意味です。

be in vainで「無になる」という事ですね。

 

For I shall instruct ~と、forを接続詞として使っており、

becauseみたいな感じで、前の文章に対して理由を説明しています。

これも今では文語的で、会話で使う表現ではないようです。

 

 

 

さて、戦闘を終えた後に、

リア王は撤退していきます。

 

King Leo:

Thou hast not seen the last of me, Marcus!

 このままで済むと思うなよ、マーカス!

 

Blank:

Consider this, Zidane! If Prince Schneider were to

marry Princess Cornelia, peace would reign over both their kingdoms!

ジタンよ、冷静になってよく考えてみろよ

シュナイダー王子とコーネリア姫が結婚すれば、

ふたつの国は平和になれるのだ!

 

Zidane:

Tis foolishness! If all were so easy, why, none would suffer in this world!

笑止千万!それですべてが丸く納まれば、

世の中に不仕合せなど存在しない!

 

 

 

Thou hast not seen the last of me, Marcus!

You haven't seen the last of meは

直訳すると、「あなたが見たのは最後の私ではない」です。

要は、「また会うことになるぞ」=「覚えてろ!」って事です。

 

 

If Prince Schneider were to

marry Princess Cornelia, peace would reign over both their kingdoms!

シュナイダー王子がコーネリア姫と結婚することになれば、

平和が我ら両国を治めることになるのだ!

 

be to doは「~することになっている」という感じの意味で、

使える意味合いが広いので、

あまり英語に慣れていない僕には結構掴みづらい表現です。

する(do) に向かって(to) いる(be) ⇒することになっている

って感じですかね。

(学校では「可能・予定・運命・意志・義務」の5つと習いますが、

 そういう風に覚えると、かえってややこしい気がします。)

 

 

 

Tis foolishness!

愚かなり!

 

 tisは「it is」を短縮した、古い言い方です。

 

 

 

ブランクとジタンが殺陣を始めます。

 

  

Blank:

En garde!

こうなれば、いざ勝負!

 

Zidane:

Expect no quarter from me!

望むところだ!!

 

 

En gardeは元々フランス語で、「構えて」という意味です。

フェンシングの試合で主審が試合開始時に

選手に向かって言ったりもするらしいです。

 

 

quarterは「4分の1」という意味でよく聞きますが、

ここでは「(降伏者などに対する)慈悲」という意味です。

つまり、Expect no quarter from me! で、

「慈悲は期待できないぞ」、「容赦しないぞ」と言ってるわけです。

 

どうしてこういう意味になるんでしょうか。

quarter自体は本来「4分の1」を指す言葉なので、

「慈悲」という言葉とはあまりにかけ離れているように思います。

 

quarterは軍隊などの「宿舎」を指すのにも使いますが、

これは元々陣営を4区画に分けていた事に由来しているそうです。

本拠地、本社などをheadquarterというのも、

4区画の中で、最も重要な場所だから、ということのようです。

 

つまり、no quarterとは、

宿舎は無い = 住むところは与えない(捕虜をとらない) = 慈悲はない

ということで、

Expect no quarter from me!

は俺に慈悲など期待するな!

 

と言ってるわけですね。

 

 

 

 

 

ブランクとジタンの殺陣が終わると、

どれだけの観客が満足したかが表示されます。

 

Of the 100 nobles watching, 73 were impressed.

貴族の観客100人中73人が満足したようです

 

 

数字の表し方は僕は大の苦手で、

こういった表現も頭で理解できても、

自分でなかなか表現できません。

 

 何度も反復練習あるのみですね。

 

 

 

 

 

とりあえず、ここで演劇パートは一度終わりです。

 

 

 

あー、疲れた。

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