学習記録

モチベーション維持の為、英語学習の記録として使っていきます。なお僕の英語力はポンコツなので、書いてあることは眉唾物だと思ってください。

World War Z その1: Japan

EpicGamesから、World War Zが無料配布されていたので、

少しプレイしてみました。

 

 

 

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世界中でゾンビウイルスが蔓延している中、

サバイバーたちは生き残るために、ゾンビと戦いながら

避難区域から脱出を目指します。

 

 

 

L4D2のような、ひたすらゾンビを撃って生き残ろうってゲームですね。

 

 

 

アメリカやイスラエル、ロシアといった国でのアウトブレイクを描いている中、

 

特筆すべきはやはり日本でしょう。

 

日本が舞台のステージ、そして

日本人のキャラクターが登場します。

 

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洋ゲーにありがちな、

「欧米人の頭の中だけに存在する幻想郷ネオジャパン」ではなく、

結構ちゃんとした日本です。

 

風景も、日本人にとっては馴染みのある感じで、

道路標識などもしっかりと再現されているので、

こういったパンデミックを描いたゲームとしてはとても臨場感があります。

 

 

 

 

ただ何故か看板だけはいつもの洋ゲークオリティです。

 

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嘘つきの体に近づかないでください

コレは多分、「lying body(倒れている人)に近づかないでください」

って言いたいところを、機械翻訳したせいで、「lying(嘘つきの)body(体)」ってなっちゃったという事ですよね。

看板類は全体的に機械翻訳感が漂います。日本語に全く魂がこもっていません。

 

 

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どうした?

 

もうコレに至っては、全く分かりません。

誤訳という次元ではない気がします。頭がおかしいとしか言いようがない。

このグラフィックを受注した会社の中に熱心なネオジャパン信奉者がいるようです。

 

 

 

とは言え、先ほども言った通り、

全体的な日本の再現度の高さは、洋ゲーの中でもかなり上位に入るでしょう。

 

 

 

しかし、銃社会であるアメリカのアウトブレイクで、

サバイバーたちがゾンビを銃でバンバン撃つのは

そこまでの違和感はないものの、

 

舞台が日本となると、銃刀法があるので、

銃は身近とは言えません。

 

 非常事態とはいえ、

日本の一般市民が銃をバンバン撃つって言うのは、

ちょっと違和感がありますからね。

 

 

 設定的にどう辻褄を合わせるのか気になるところです。

 

 

 

という事で、

 

日本人サバイバー4人のプロフィール

 

を見ていこうと思います。

 

幸か不幸か、PC版には日本語版が存在しない為、

ついでに英語も勉強することが出来ます。 

 

 

ちなみに一部の名前は僕が適当に漢字を当てています。

やっぱり、漢字の方が親近感が湧くので。

 

 

 

杉山 翔 Sho Sugiyama

 

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Sho always knew his life would be dedicated to saving others. At19, he enlisted in the Coast Guard. When the Great East Japan Earthquake struck, he joined the Disaster Rescue Team to save survivors. But when the outbreak hit, Sho knew it was different; the only survivors would be those who left.

 

自分の人生は人助けに捧げるためにある、と翔は常々思っていた。

19歳の頃、彼は沿岸警備隊海上保安庁)へ入隊した。

東日本大震災が起こった時には、「生存者」を救うために災害救助隊へ参加した。

しかし、アウトブレイクが発生した時、翔は以前とは違うと思い知った。

つまり、今回の「生存者」とは既にここを離れた者だけなのだと。

 

 

 

 

超まともです。

設定も実際の日本でもあり得る感じで、とてもリアルです。

 

海上保安庁所属ということで、

銃器の取り扱いに長けていても何も違和感がありません。

 

 

これは、残りの3人も結構まともな設定なのか…?

 

 

 

 

 

 

野村 紀美子  Kimiko Nomura

 

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Ever since she held a starter pistol as a child, Kimiko was hooked. She parlayed her talent as a skier into a career as an Olympic biathlete just so she could learn to shoot. When the zombie Plague turned Japan into a panicked evacuation zone, Kimiko's talent became a highly valued survival skill.

子供の頃にスターターピストルを持って以来、紀美子は銃に夢中だった。

スキーヤーとしての才能を存分に生かし、

バイアスロンのオリンピック選手になったのも、

銃を撃てるからであった。

ゾンビウイルスが日本を避難区域としてパニックに陥れた時、

紀美子の才能はサバイバルスキルとして輝き始めたのだった。

 

 

 

 

 

2人目にして中々の逸材です。

 

 

スターターピストルって言うのは、アレですよね。

徒競走の時とかに、よーいドンって撃つあの空砲ですよね。

 

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あれを撃って、銃に病み付きになってしまったと。

 

 

 

いやぁ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことある???

 

 

 

 

 

いや確かに小学生には刺激的な代物ではありますが、

 

 

 

それがきっかけで銃にのめり込む女の子は、

 

日本広しといえど、紀美子だけでしょう。

 

ゾンビを撃つために生まれてきた女といっても過言ではありません。

 

 

 

今回のレスキューへの参加も納得です。

 

ライフル射撃のオリンピック選手であれば、

銃の扱いが上手で当然ですし。

 

 

 

ちなみに、バイアスロンbiathlonというのは

クロスカントリースキーライフル射撃を組み合わせた冬の競技らしいです。

 

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初めて知りました。

 

やはり、日本では銃刀法の問題があるので、

競技を始めるうえでかなりハードルが高く、

競技者は自衛隊関係者などが殆どのようです。

 

おそらく民間競技者であろう紀美子は色んな意味で異彩を放っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松本 辰雄  Tatsuo Matsumoto

 

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Tatsuo's intensity as a cop was reflected in his advancement: Riot Unit, Special Assault and Special Investigations - all by 34. But success came at a cost. By 43, he'd left his wife and sunk into a bottle. When Japan evacuated, he volunteered his life and gun: anything to distract him from his own demons.

辰雄の強みは、警官として彼の昇進へと反映されていった。機動隊、SAT(特殊強襲部隊)、SIT(特殊事件捜査係)、これらは全て34歳までの彼の経歴だ。しかし、出世は代償を伴った。43歳までの間、彼は妻と離婚し、酒浸りの生活を送っていた。日本が避難区域となった時、彼はその命と銃で奉仕したが、内なる悪魔から目を背けられるなら何でもよかったのだ。

 

 

 

 

 

何があった、辰雄。

 

 

 

 

めちゃくちゃ優秀な人のようですが、

出世で気が大きくなりすぎたのか、家庭を顧みなかった結果か、

何かがきっかけで奥さんとの関係が悪化し離婚。

 

酒浸りの日々になり、

 

その身に悪魔を宿すことになったようである。

 

 

現代日本で銃の扱いに長けているというと、

やはり警察官でしょう。

しかも若くして、機動隊、SAT、SITを経験した超エリートです。

 

 

そういう経歴が現実で可能なのかは分かりませんが、

様々な銃火器でゾンビを撃ちまくるゲームとしては、

この人物像はかなり説得力があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてラスト、4人目です。

 

岡田 博二 Hiroji Okada

 

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At 20, Hiroji was the youngest yakuza in Tokyo. At 25, when his father sent him to America to avoid shaming his family, he became the youngest yakuza in LA. The horror of the outbreak sparked a dormant sense of loyalty in Hiroji. When everyone else was leaving, he went home to help.

20歳のころ、博二は東京で最も若いヤクザだった。

25歳のころ、彼の父は家名を汚すことを避けるため、博二をアメリカへと送った。

そして彼は、LAで最も若いヤクザとなった。

アウトブレイクの恐怖は博二の中に眠っていた忠義心を呼び覚ました。

誰もが日本から逃げ出す中、彼は日本へ舞い戻ったのであった。

 

 

 

 

でました。

 

 

 

侍、忍者、ゲイシャに続く、ネオジャパン四天王の一角、ヤクザです。

 

 

 

しかも、この博二ただのヤクザではありません。

 

 

 

LAヤクザです。

 

 

 

 

銃を使う上で、これ以上の説得力はないでしょう。

 

 

 

 

 

 

日本でRPGをぶっ放しても何の違和感もありません。

 

 

 

 

LAヤクザだからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、日本人キャラクターの設定を見ていきましたが、

 

こういう海外ゲームに出てくる日本人にしては

 

 

かなりまともでした。

 

 

 

正直、侍や忍者の末裔とかいう設定が飛び出てきても

驚かない準備はできていたのですが、

 

 

想像以上にリアルを追求した設定だと感じました。

 

 

 

 

この4人、ゲーム冒頭から既にチームとして活動しており、

レスキュー隊として、逃げ遅れた人々がいないか、

捜索しているところから始まります。

 

まあ、翔君と辰雄さんは納得です。

海上保安庁、警察特殊部隊出身ですから、

今回のレスキュー隊に参加してるのは当然の成り行きでしょう。

 

一方で、紀美子さんは射撃のオリンピック選手ではあるものの、

一般市民なので、かなり思い切った人選のように感じます。

銃の腕が良いのかもしれませんが、実戦としての制圧や、

その他の救命・救助活動に関しては素人ですから。

 

 

それだけ、人員が足りないという事なのでしょう。

 

 

実際、34人の生存者を乗せたバスを脱出用フェリーに向かわせている時も、

自衛隊(?)の司令官と思われる人物が、

 

「人手不足だからこれ以上待てない。フェリーはすぐに出港する。」

 

「待ってほしけりゃ西ゲートでゾンビの大軍を食い止めろ、

 破られたら置いてくぞ」

 

と、中々の無茶ぶりをしてきます。

 

 

そういった人員不足の状況を鑑みると、

レスキュー隊にオリンピック選手がいてもおかしくはないのかもしれません。

 

 

 

 

 

つまり、LAヤクザが参加していても何もおかしくない。いいね?

 

 

 

 

 

 

 

 

何にせよ、結構キャラクターが魅力的なので、

先に進むのが楽しいです。

 

 

ゲームを進めていくと、それぞれのバックストーリーが

もう少し見れるようなので、それも楽しみにしながら

プレイしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に新しく覚えた単語をメモしておきます。

 

enlist [ɪnlíst]

(主義・事業などに)積極的に協力する、参加する[ in ]

徴兵に応じる、軍隊に入る

 

他動詞で使われる時は、(兵を)徴募する、協力を得る

といったように、逆の立場からも使うことが出来ます。

 

just so

I came here just so I could see you.

のように、「そうする為だけに」という意味で使います。

 

come at a cost(price)

不利益になる、損失が出る

 

dormant [dˈɔɚmənt]

休止(休眠)状態の